エネがえるASP:太陽光の発電量と、自家消費・売電・蓄電池充電の合計が異なる理由

エネがえるASP:太陽光の発電量と、自家消費・売電・蓄電池充電の合計が異なる理由

発電量と、自家消費・蓄電・売電の合計の数字が合わないのは「パワーコンディショナでの変換ロス分」と「過積載ロス分」が考慮されているからです。
また、蓄電量と放電量の数字が一致しないのも同様の理由です。
※過積載ロス分については、「詳細入力画面 < 太陽光」のタブの月別発電量の箇所に表示されています。診断レポートには表示されませんのでご留意ください。

上の図を例に1日の平均使用量、発電量、蓄電量、売電量、購入量の相互関係について説明します。
使用量は1日平均で16.03kWh、発電量は15.07kWhです。
発電量のうち、オレンジ色で示される部分が自家消費分、黄緑色が余剰電力の蓄電量、黄色が余剰電力の売電量です。
購入量は5.67kWhで、青色の棒グラフで示されます。
蓄電池からの放電により、特定の時間帯で買電を抑えることができます。
数値が合わない場合は、パワーコンディショナの変換効率が影響しているためです。


太陽光で発電した電力を自家消費する/売電する/蓄電池に充電する際、それぞれに変換による損失が発生します。表示している自家消費/売電の各電力量はその損失を減じた値となっています。
(蓄電池充電については損失前の値です。)

一方、太陽光発電量はその損失を減じる前の電力量を表示しているため、差が発生します。
また、過積載の場合には、ピークカットされて使用されない電力分も太陽光発電量の中に含まれています。

エネがえるは、「顧客視点でより実際の使い方に近いシミュレーションする」というコンセプトに基づきエクセルや他社シミュレーターにはないロスも加味した計算をしています。


追記)
Q. 電気の使い方が変わらないのに蓄電池導入後に電気の使用量が増えるのは?
A. 蓄電池を導入した場合は、蓄電池の待機電力の分だけ電気の使用量が増えます。(蓄電池の種類にもよりますが、1カ月の使用量として大体 10~30 kWh)

あまりにも差が大きい場合は、お手数ですがお問い合わせください。
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