エネがえるASP:蓄電池の導入効果はどのように計算していますか?

エネがえるASP:蓄電池の導入効果はどのように計算していますか?

以下の蓄電池シミュレーション算定方法をご参照ください。
以下の各項目の設定に基づいて、月別・1時間単位で蓄電池の出し入れ計算を行います。

1. 基本的なシミュレーションの考え方
月毎に、1日の電気使用量、太陽光/系統からの充電可能量から必要最低限の充電を行うようシミュレーションします。
2サイクル充電は太陽光からの充電量を元に最適化された量が系統から充電されるようになっています。

2. 充放電深度
蓄電池容量に対して、最大何パーセントまで充電を行い(最大100%)、最低何パーセントまで放電を行うか(最小0%)を設定することができます。
災害時に備え、一定量を常に蓄電池に充電する場合は、残す割合を放電深度に設定します。
(エネがえる最新バージョンのV4では実効容量として充電上限から充電下限を減じた値を指定します。)

3. 売電優先・充電優先
太陽光発電を系統への売電優先とするか、蓄電池への放電優先とするか選択することができます。

4. 2サイクル充電
1日に2回充電(系統および太陽光)するかを選択することができます。
注意
2サイクルの効果について
太陽光からの充電量を元に最適化された量が系統から充電されるようになっているため、朝方の電気使用量が少ないと2サイクル充電に設定しても実質1サイクルになるケースが多いです。(当社の各メーカー製品のシミュレーションではこのパターンにより効果が出づらいケースが多い)

5. 充放電時間
充放電する時間を任意で設定することができます。
ただし、売電優先・充電優先と矛盾のある設定が行われた場合は、売電優先・充電優先の選択が優先されます。

6. 各種変換効率
変換効率の設定を行うものです。(ハイブリッド型と非ハイブリッド型で異なります。)
※ダブル発電は設定できません。

▼提案したい蓄電池製品がエネがえるで出てこない場合は?
蓄電池の製品登録については、各蓄電池メーカーとの協議が整ったものから順次登録を進めています。
お取引のあるメーカーまたは商社にエネがえるへの製品登録をご依頼いただくか、弊社に直接お問い合わせください。
問い合わせ先:

その他、エネがえるの診断レポートの見方や計算ロジックは以下マニュアルをご参照ください。
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